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福田と近山 メダリスト
2012/4/17 (火)
「神奈川アマ2012」は17日、秦野市の大秦野カントリークラブ(6211ヤード、パー70)で男子の部第7予選と、シニア男子(55歳以上)の部第2予選を、それぞれ18ホールストロークプレーで行った。男子第7予選には70人、シニア男子第2予選には58人が出場した。
男子第7予選は、福田隆志(川崎)が3バーディーなどトータル70で初のメダリストに輝き、6月4日に平塚富士見カントリークラブ・大磯コースで行われる決勝大会への出場を決めた。85ストロークまでの上位25人(メダリストを除く)が、5月7日に戸塚カントリー倶楽部・西コースで行われる準決勝大会に進出した。
シニア男子は、3バーディーなどトータル73で近山亨(南足柄)が初のメダリスト。83ストロークまでの上位25人が、5月25日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われる決勝大会に進んだ。(神奈川新聞・織田匠)
ぶっつけ本番も躍進
男子第7予選は、若手がスコアメークに苦しむ中、豊富な経験を生かした福田がイーブンパーの70で回り、初出場でメダリストとなった。
アウトスタートの前半から「思った以上に(グリーンが)重くて、パターでフラストレーションがたまった」。
しかし、打ち下ろしの8番(485ヤード、パー4)で2オンしてパー。練習ラウンドを経ずに"ぶっつけ本番"で臨んだが、実力を発揮した。
23歳の時に「脱サラ」(福田)して本気でプロを目指したが、夢はかなわず。「今は遊び程度ですよ」と謙遜する47歳だが、決勝へ向けて「アンダーで回れれば」と気を引き締めていた。
男子の部第7予選
自然体で臨み好結果
シニア男子の部第2予選は近山が初のメダリスト。「OBだけは打たないように」と欲を出さず、自然体で臨んだ。
インスタートの13番ホールから3連続バーディーで、「あれで気が楽になった」。きっかけとなった13番は5メートルのパットを「ちょっと強すぎるかなとおもったけど(芝が)順目だから入った」とニヤリ。1アンダーだった前半の貯金が生きた。
ゴルフ歴30年。ティーショット前に素振りをせずに構えるのは昔からで「力まず、自然体に」。月に4、5回はコースに出て「仲間とできるのが一番」と笑う57歳は、決勝に向け「77か78くらいで回りたいね」と意気込んだ。
55歳以上の部予選