県アマ12 第2準決勝会場 湘南

開催日: 2012/5/14 (月)

大会名: 神奈川アマ

部門名: 男子の部

会 場: 湘南C.C.

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岩橋史弥と徳嶽1位通過

2012/5/14 (月)

「神奈川アマ2012」は14日、男子の第2、第3準決勝を18ホールストロークプレーで行った。
第2準決勝は茅ヶ崎市の湘南カントリークラブ(6931ヤード、パー72)で行われ、126人が出場。強い風と高難度のコースにスコアが伸び悩む中、18歳の岩橋史弥(横浜)が1バーディー、2ボギー、4ダブルボギーの9オーバー81で1位通過した。相原康弘(横浜)が17番ホールでホールインワンを決めた。
第3準決勝は本厚木カンツリークラブ(6821ヤード、パー72)で行われ、124人が出場。2バーディー、4ボギーの2オーバー74で回った19歳の徳嶽彰(平塚)がトップ通過した。
第2準決勝は87ストロークまでの上位23人、第3準決勝は83ストロークまでの上位22人が、6月4、5日に平塚富士見カントリークラブ・大磯コースで行われる決勝大会に出場する。岩橋史弥と徳嶽はともに来年の決勝出場権を獲得した。(神奈川新聞・深沢剛、川村真行)

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湘南CCで1位の岩橋 史弥選手

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本厚木CCで1位の徳嶽選手

粘りで難局乗り切る
男子の第2準決勝は、東海大ゴルフ部に所属する18歳岩橋史弥が初の1位通過。昨年は決勝まで進みながらも1日目で敗退しており、「今年はリベンジする」と語気を強めた。
難しい位置にピンを切られたグリーンに苦しんだ。さらにグリーンは小さく速かった。
7番ホール。ピンから3メートル、4打目のパーパットが大きく外れグリーンの外へ。「やばいと思った。ここで耐えないと決勝にいけない」。何とか粘り、ダブルボギーで難局を乗り切った。スコアは伸びなかったが、「何とか集中力を切らさずプレーできた」と大きな手ごたえを感じた。
ゴルフは父の影響で中学から始めた。「一緒に決勝に行こう」と親子3人で臨んだこの日の準決勝。父は惜しくも敗退したが、弟の岩橋和輝は決勝進出を決めた。
夢はプロ入り。「そのためにはいい成績、タイトルを取らなければいけない」と、決勝での活躍を誓った。

手堅く攻め好結果
男子の第3準決勝を制した徳嶽は、厚木北高出身で神奈川大ゴルフ部2年の19歳。準決勝のトップ通過は初めてで「うれしいの一言です」と初々しく喜んだ。
速いグリーンと午後から吹き始めた風を念頭に「手前、手前から攻めることを心掛けた」という徳嶽。不調のドライバーを一切使わず、手堅くスプーンで攻め続けたことも吉と出た。
安定したショット、パットは「大学入学後、下半身強化の練習を重ねた成果」と自身の成長を実感している。中学3年から出場している神奈川アマは決勝の60位台が過去最高。「今年はトップ10に入りたい」と意気込んだ。
相原、26年目で快挙
ゴルフ歴26年にして初めてのホールインワン。相原は「自分のことじゃないみたい」と驚いた表情を浮かべた。男子の第2準決勝の17番(188ヤード、パー3)。右からの吹き付ける風に乗せようと4番アイアンを握った。思惑通りボールは風に乗った。グリーンに落ちたボールはそのまま8メートル、ピンに向かって転がり落ちた。
友人の勧めで始めたゴルフ。この日は難度の高いコースにスコアは伸び悩み、決勝に進むことはできなかったが、「今日は仲間たちと楽しくゴルフできた」と笑った。

成績(湘南CC)

成績(本厚木CC)