15歳原田1位通過

「神奈川アマ2012」男子の部第4準決勝は、厚木市の厚木国際カントリー倶楽部・西コース（6801ヤード、パー72）で89人が参加し、18ホールストロークプレーで行われた。
強風のためスコアが伸び悩む中、中学3年で15歳の原田大雅（藤沢）が1バーディー、5ボギーの4オーバー、トータル76で1位通過した。原田は来年の決勝出場権を獲得した。
84ストローク上位20人が6月4日に平塚富士見カントリクラブ・大磯コースで行われる決勝大会に出場する。

得意の飛距離で結果
強く吹き付ける風に大人たちが苦しめられる中、トップに立ったのは15歳の原田。湘南台中3年生で、昨年のジュニアの部の覇者だ。「本当はイーブンを狙っていたんだけど、この風で、この結果なら上々」と喜んだ。
ドライバーの飛距離には自信があった。13番（526ヤード、パー5）。ティーショットを打った瞬間、ボールの芯を当てたような衝撃を腕に感じた。風にも乗って、約330ヤード先のフェアウエーに運んだ。「今日一番の当たり」。2打目でグリーンに乗せ、楽々バーディーを決めた。
平均飛距離は約280ヤード。この1年で格段に伸びた。練習場まで約10キロの距離を自転車で通い「体力がついたのかも」。
3度目の挑戦で初めて手にした決勝への切符。夢は「プロになって世界の舞台に立つこと」だ。そのためにも、「優勝を狙っていきたい」と意気込んだ。


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