神奈川アマ2012　ミッドの部　受け付け状況

神奈川アマ2012　ミッドの部　受け付け状況　　　　5月24日 更新

男子の部
　戸塚CC・東（７月2日）　定員168　締め切り
　相模原GC・西（7月10日）　定員168 締め切り
　横浜CC・東（7月24日）　定員168 締め切り


女子の部
　相模原GC１・西（10月29日）　定員168 申込数 120

河本　初の頂点

「神奈川アマ2012」シニア男子の部決勝は、大磯町のレイクウッドゴルフクラブ・西コース（6716ヤード、パー72）で、182人が参加して18ホールストロークプレーで行われた。河本徳三朗（相模原）が1オーバーの73で回り、初優勝を果たした。
河本は通算4バーディー、5ボギー。前半アウトをイーブンで折り返し、インも37でまとめた。河本は9月に高知県で行われる日本スポーツマスターズ大会の県代表選手として推薦された。
また、上位3人は6月4日に平塚富士見カントリークラブ・大磯コースで行われる男子の部決勝への出場権を獲得した。

焦りなく好機つかむ

順調な滑り出しとはいかなかった。出だしの1番（566ヤード、パー5）。ティーショットは大きく左に曲がり、林の中に突っ込んだ。河本はドライバーを握りながら苦笑いを浮かべた。
数日前から感じていた左腰の痛み。思うようにはクラブを振り切ることができなかった。「あんな打ち方、なかなかしないんだけど・・・」3打目でようやく、50センチ程度の気の隙間からボールを出すことができた。ダブルボギーも覚悟した。それでも、ワンピンのパットが成功。パーでしのいだことで、緊張がほぐれた。「ボギーでもバーディーでも、心に起伏がなくなった」。残りの17ホール、69歳は"明鏡止水"の境地で臨んだ。
後半、3連続ボギーをたたいても焦りはなかった。残り2ホールを残し2オーバー。頭の中で淡々と優勝の算段を立てた。「このコースならイーブンもアンダーもない。1オーバーで優勝できる」。長年の経験で培った勘だ。そして迎えた17番（175ヤード、パー３）で約4.5メートルのパットを押し込み、狙い通りのバーディーを決めた。
昨年までは裏方として大会の運営に奔走してきた。そして6年ぶりとなる出場で手にした初優勝。「ラッキーが重なってくれた。今まで一生懸命やってきたご褒美かな」と笑みをこぼした。（神奈川新聞・深沢剛）

好スコアに鈴木笑顔
「自分のリズムでパターが振れた」。5ボギー、2バーディーのトータル75で2位につけた鈴木（座間）は好スコアに笑みを見せた。
前半の12番（547ヤード、パー5）。ティーショットが大きく右に曲がり、木の下に落ちた。2打目はボールを出すので精いっぱい。ボギーを覚悟したが、約1.5メートルのパットに成功してパーとした。「これで、、パットの調子が上がった」。その言葉通り、15番、17番では約7メートルのパットをねじ込んでともにバーディー。前半をイーブンでまとめた。
「苦手」と話す後半のアウトでも、「まともなスコアが出たことがない」という8番、9番をボギーとパーでしのいだ。
男子の部では準決勝で敗退したが、これで初めての男子決勝の切符を手に入れ、「いいリズムを心掛けていきたい」と検討を誓っていた。

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