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男子65歳以上の部/ 男子の部第1予選
2012/4/2 (月)
「神奈川アマ2012」ミッドシニア(65歳以上)男子の部は2日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(6036ヤード、パー70)で行われた。115人が参加して18ホールストロークプレーで競われ、トータル74の石井孝一(横浜)が2位に2打差をつけ、初優勝を飾った。
速いグリーンで各選手が伸び悩む中、石井は1バーディー、2ボギー、1トリプルボギーでスコアをまとめた。
石井は6月4,5の両日、平塚富士見カントリークラブ・大磯コースでおこなわれる男子の部決勝への出場権を獲得。上位6選手は5月25日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースでのシニア男子の部決勝への出場権を手にした。
また、男子の部第1予選は2日、厚木市の大厚木カントリークラブ本コース・東西(6973ヤード、パー73)で87人が出場して行われ、今福誉人(横浜)が初のメダリストに輝いた。4オーバー77で2人が並んだが、今福がマッチングスコアの結果、勝利した。6月4、5の両日に行われる決勝への出場権を得た。
88ストロークまでの上位33人(メダリストを除く)が、5月22日に厚木国際カントリー倶楽部・西コースで行われる準決勝に出場する。(神奈川新聞・小林剛、東真一)
石井選手
今福選手
ミッドシニア男子の部
石井 初挑戦V
暖かな春の陽光に包まれ、石井が満面の笑みをたたえた。今シーズンからミッドシニアの資格を得た、64歳が初挑戦で栄冠を勝ち取った。「優勝は本当に難しいこと。記念の1勝になった」インスタートの10番で窮地を脱して、流れをたぐり寄せた。ドライバーでのティーショットを大きく右へ曲げた。最悪の出だしにボギーを覚悟したが、残り120ヤードの第3打をグリーンに。4メートルのパットを沈めてパーで切り抜け、「うまくリズムに乗れた」。
17番は第2打を6メートルにつけてバーディー。各選手が苦戦する難コースのインを好調なパットが支えて1アンダーで終えた。後半は5オーバーと崩れたものの、前半の貯金で追随を許さなかった。
14日に誕生日を迎える。初のミッドシニアの部だったが、2008年のシニア王者・中原ら顔なじみと同組で、「特別な対策もなく、気楽に回れた」。心地よい緊張感も、勝負どころの安定したパットにつながった。
週3日ほど、近所の練習場で腕を磨く。ゴルフはあくまでも「ストレス解消。健康目的」と言ってはばからないが、昨年の決勝大会は109位に終わり、苦い記憶となっている。雪辱の舞台への切符を手に入れ「少しでも上位を狙う」と、隠していた負けん気をのぞかせた。(神奈川新聞・小林 剛)
男子の部第1予選
今福がメダリスト
3度目の正直かなう今年初のメダリストに輝いたのは、本格的な競技歴はわずか5年という45歳の今福。
強風で各選手のスコアが大きく乱れる中、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーで通算4オーバーの77をマーク。特に大きかったのがパー5の13番だ。第2打をOBとしたものの、なんとかボギーでしのいだ。今福は「よく我慢できた。粘れてよかった」と笑みがこぼれた。
過去2年はカットラインに1打届かず予選敗退。3度目の正直がかなった。今福は「決勝に出てくる人たちはみんなうまい。普通に楽しめれば。頑張ります」と話していた。
65歳以上の部
男子の部、第1予選