69歳河本がメダリスト

「神奈川アマ2012」ミッド男子（30歳以上）の部第2予選は、相模原ゴルフクラブ・西コース（6847ヤード、パー72）で184人が参加し、18ホールストロークプレーで行われた。
河本徳三朗（相模原）が4ボギーのトータル76をマークし、向井輝巳（相模原）とのマッチングスコアで、メダリストに輝いた。河本は来年のミッド男子の部決勝のシード権を獲得した。
85ストロークまでの上位45人が9月10、11日に同ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝に進んだ。（神奈川新聞・深沢剛）

巧みさ光るベテラン
5月にシニア男子の部で優勝した河本の巧みさが光った。
パー72のコースも「自分にとってはパー90。後はどれだけ"バーディー"（パー）を取れるか」と発想を転換した。慌てず騒がず泰然自若に回り、4ボギーの結果に「"バーディー"が14個取れた」と笑った。
69歳にとっては、7時間にも及んだ炎天下でのラウンドは厳しかったに違いない。後半のインになると、疲労も重なり「ドライバーもアイアンもパターも狙いが定まらなかった」。それでも大崩はしなかった。
「おじいちゃんになって、76で回れるなら上々の出来」と振り返る。9月の決勝に向けても「優勝なんてとてもとても。10番くらいに入れば」。ベテランらしい堅実な姿勢で臨む。

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