県アマ12 ミッドの部 決勝 最終日

開催日: 2012/9/11 (火)

大会名: 神奈川アマ

部門名: ミッドの部

会 場: 相模原G.C.

Topics

松田 攻めて 初V

2012/9/11 (火)

神奈川アマ2012ミッド(30歳以上)男子の部決勝最終日が、相模原ゴルフクラブ・東コース(7266ヤード、パー72)で行われ、通算144ストロークで回った松田永基(海老名)が初優勝した。2位は5打差の149ストロークで回った義澤秀雄(相模原)が入った。
10日から2日間の日程で、初日85ストロークまでの63選手が出場。2位に4打差の首位でスタートした松田はアプローチとパットがさえ、1オーバーの73でまとめて栄冠をつかんだ。

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初日で4打差をつけてのスタート。リードを保って逃げ切る堅実なプレーもできた松田永基(39)だが、「(4打差は)2ホールですぐ消える。ベストスコアを出そう」と攻めのゴルフを忘れなかった。
その姿勢が見えたのは、3打差に詰められた直後の13番。同じ組で回った2位義澤がバンカーにつかまると、「普通は(グリーンの)真ん中を狙うところがだが、ここが勝負どころ。突っ込もう」。残り約110ヤードの2打目で、ピンだけを狙ってウエッジを振り1メートル横にピタリ。楽々とバーディーを奪い、流れを引き寄せた。
パープレーで2日間を終えた松田は「トップの難易度を誇るコースでイーブン。大満足」。大半の選手が苦しんだ高速グリーンも、起伏を慎重に読み「ピンよりも下に、下に」と心掛けて崩れなかった。
向上高ー神大とゴルフ部に所属。現在は解体業を営みながら週2回の練習と月2、3度のラウンドで腕を磨く。さらに毎週末、中2の長男が所属する野球のシニアチームに混じり連日500~600本のノックを打って肉体を維持する。
神奈川を制するのは2006、2008年の県アマに続いて3度目。松田は「次は地元開催の関東ミッドアマで優勝したい」と、今月下旬に湘南カントリークラブで開催される大舞台での活躍を誓った。(神奈川新聞・川村真幸)

義澤、あと一歩及ばず
初日4打差の2位につけて逆転を狙った義澤だったが、及ばず2位のままホールアウトした。
後半出だしの10番でバーディーを奪い、12番でボギーをたたいた首位の松田とは3打差に。追撃ムードが高まったが、14番でボギー、再び3打差となった17番でも2打差が大きく右にそれ、追いつけなかった。
義澤は「いけるところで2度ミスをしてしまった。経験不足」と悔しがったが「首位と差があったので、2位を守りたい気持ちがあった」とも。
1打差で辛うじて2位の座を守り、安堵していた。

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