北原が制し決勝へ

　県アマチュアゴルフ選手権大会2014、シニア男子（55歳以上）の部第3予選は22日、厚木市の厚木国際カントリー倶楽部・西コース（6728ヤード、パー72）で行われ、出場156人が18ホールストロークプレーで競った。
　トータル77で3人が並んだが、マッチングスコアカード方式で1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの北原弘（海老名）が制した。86ストロークまでの上位51人が、5月23日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われる決勝に進んだ。
（神奈川新聞・川村　真幸）

出だし不調も挽回

　○…シニア男子は3人が77で並ぶ大接戦。僅差で制した北原は「まさかトップとは。素直にうれしい」と喜んだ。
　インスタートの11番で池に打ち込み、ダブルボギー。不穏な出だしとなったが「その後はボギーを打たないよう心掛けたのが良かった」と北原。パー5の13番（526ヤード）で3打目をピン横2メートルにつけてバーディーを奪い、2オーバーで前半を終えた。
　13番以降の巻き返しが幸いし、栄冠をつかんだ68歳は「決勝では10位以内に入りたい」と意気込んでいた。

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大田　初のメダリスト

　県アマチュアゴルフ選手権大会2014は21日、男子の部第8予選を相模原市南区の相模原ゴルフクラブ・西コース（6606ヤード、パー72）で行い、172人が18ホールストロークプレーで競った。
　3バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの76で回った大田裕輝（横浜）が初のメダリストに輝き、6月2日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝の出場権を獲得した。
　87ストロークまでの上位52人（メダリストを除く）が、5月12日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝に進出した。（神奈川新聞・須藤　望夢）

安定したパット光る

　○…男子の部第8予選は、パットの安定感が光った大田が初のメダリストに輝いた。
　「入っちゃいました」と笑みを浮かべたのは5番（382ヤード、パー4）の約10メートルのバーディーパット。ここで波に乗り、前半は2バーディー、1ボギーで折り返した。
　後半は1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと荒れたが、前半の貯金が効いて2位に3打差で逃げ切った。神大ゴルフ部出身で、決勝は大学以来3度目となる29歳は「大学時代に取った決勝シードが目標」と狙いを定めた。

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