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相馬、三上がメダリスト
2015/4/3 (金)
県アマチュアゴルフ選手権2015は3日、葉山国際カンツリー倶楽部・ダイヤモンドコース(6514ヤード、パー72)に90選手が参加して男子の部第2予選を行った。
濃霧の為、18ホールストロークプレーを9ホールに短縮し競った。アウトスタートは3オーバーの相馬賢一(横須賀)が、インスタートは三上賢太郎(横須賀)が2オーバーの38でともに初のメダリストに輝いた。2人は6月1、2日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝の出場権を獲得した。
5月18日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝への出場権はインスタートからは44ストローク、アウトスタートからは43ストロークまでのそれぞれ上位14人(メダリストを除く)が獲得した。
(神奈川新聞・深沢 剛)
アウトスタート
メダリスト 相馬 賢一
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インスタート
メダリスト 三上 賢太郎
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自分信じ果敢な攻め
○…アウトスタートの相馬は1バーディー、4ボギーで回り、初のメダリストに輝いた。「30ヤード先も見えない」という濃霧の中で「みんな崩れるはず。我慢してチャンスをうかがっていこう」と辛抱。待ち望んだ好機は終盤の第8ホール(500ヤード、パー5)に訪れた。霧で先は見えなかったが「自分を信じて、まっすぐに打ってフェアゾーンを狙った」といい、果敢に攻めてバーディーをつかんだ。
実力者がそろう千葉県内のクラブチームで技術を磨いてきた。初の決勝進出に胸を躍らせる44歳は「これも大きなチャンス。(決勝最終日の)2日目に残れるように頑張りたい」と力を込めた。
悪条件も不安なし
○…インコースは2ボギーの38で回った三上が4度目の挑戦で初の決勝進出を果たした。16歳は濃霧の悪条件でも「小学生のころから慣れ親しんだコース。不安はなかった」と笑みを浮かべた。出だしの10ホール(340ヤード、パー4)。2ショット目がそれ、グリーンの奥のバンカーへ。それでもピンの10センチ手前へのアプローチに成功。「自分は最初のホールでボギーを出すと崩れがち。パーを取れて冷静にコースを回ることができた」
横須賀出身で強豪・埼玉栄高ゴルフ部の2年生。「今までは準決勝でプレッシャーに負けていた。決勝は初日も最終日もトップをとる」と意気込んだ。