池田が初のメダリスト

　県アマチュアゴルフ選手権2015は21日、男子の部第8予選が相模原市緑区の長竹カントリークラブ（6579ヤード、パー72）で行われ、156選手が18ホールストロークプレーで競った。
　2バーディー、6ボギーで4オーバーのトータル76で回った池田隆広（綾瀬）が初のメダリストに輝き、6月1日から相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝の出場権を獲得した。
　85ストロークまでの上位50人（メダリストを除く）が、5月12日に厚木国際カントリー俱楽部・西コースで行われる準決勝に進んだ。
(神奈川新聞・清水　嘉寛)

経験を生かし刻む

　○…10年ぶりに出場した48歳の池田が初のメダリスト。「刻むところは刻んで、慎重に回った。あとはキャディーさんの言うことを聞いただけ」と謙遜した。
　前半は2オーバーの38でまとめ、後半の1番では残り80ヤードから2打目でピン手前3メートルにピタリ。二つ目のバーディーを奪い、「相模原は（ピンの）手前を狙わないと崩れるから」と、ゴルフ歴28年の読みがさえ渡った。
　昨夏はプロが主体の太平洋オープン選手権で予選を通過するなど実力は折り紙付き。初めての決勝に向け、「先輩方に恥じない結果を残さないと」と気を引き締め直した。

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