県アマ15 女子50歳以上 スリーハンドレッド

開催日: 2015/4/27 (月)

大会名: 神奈川アマ

部門名: 女子50歳以上の部

会 場: スリーハンドレッドC.

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窪田 初V

2015/4/27 (月)

 県アマチュアゴルフ選手権2015は27日、茅ヶ崎市のスリーハンドレッドクラブ(6137ヤード、パー73)でシニア女子(50歳以上)の部を行い、104選手が18ホールストロークプレーで争った。4オーバーの77で回った窪田和子(厚木)が初優勝した。
 窪田と池田久美子(藤沢)、河西六子(藤沢)の上位3人が6月8日にレイクウッドゴルフクラブ・東コースで行われる女子の部決勝への出場権を獲得した。

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冬場の特訓 成果実感

 2位に6打差をつけ、初めてトロフィーを手にしたシニア女子の窪田は「信じられない。難しいコースだったけどアプローチとパターでしのげた」と笑顔を見せた。スタートのインコースはダブルボギーをたたくなど4オーバーでターン。光明が差したのは後半アウトの1ホールだった。
 20ヤードの位置からピンまで70センチにボールを転がしパーセーブ。「アプローチで感覚をつかめてリズムに乗れた」。5ホールでバーディーを決め、36ストロークのイーブンで後半を終えた。
 「苦手で苦手で」というアプローチを橋本正己プロの指導で修正した。これまでアプローチではボールを打ち上げていたが、転がすようにして冬場に徹底的に練習。「根気強く指導してくれた。いい報告ができる」と特訓の成果を実感した。
 昨年は、念願の日本女子ミッドアマチュア選手権への初出場を決めていた。だが、11月の大会前日に、ゴルフ好きで一緒にコースも回った父・明石義男さんを亡くし、出場を断念。「練習ばかりでなかなか会えなかったのが悔やまれる」
 今年も、再び全国切符を懸け、8月に関東予選に臨む。「ゴルフ仲間はみんな全国大会を経験している。自分もそこに追いつきたい」と、大舞台への夢を思い描く。
(神奈川新聞・深沢 剛)

準優勝で”引退”撤回

 ○…83ストロークで準優勝の池田は「こんな賞をもらえるなんて、上出来の結果」と喜んだ。
 インスタート1組目のトップバッターで迎えた10ホールで「緊張のあまりいきなりティーショットが曲がってしまった」というものの、パーセーブしてリズムに乗った。
 子育てなどを理由に、一度はゴルフ”引退”も考えたという専業主婦。それでも「準優勝して、せっかくなのでゴルフを続けていく。ふつふつと燃えてきた」と撤回。女子決勝に向け「シニアらしいゴルフでどこまでできるか楽しみたい」と意気込んだ。

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