ミッド男子　小原　トップ発進

県アマチュアゴルフ選手権2015のミッド男子（30歳以上）の部決勝第1日は14日、戸塚カントリー倶楽部・西コース（7176ヤード、パー72）で行われ、145選手が18ホールストロークプレーで競った。昨年優勝した小原淳（横浜）が3アンダーの69で首位に立った。
　6打差の2位には野田憲正（横浜）、松田永基（海老名）、風間智行（横浜）、樋渡雅俊（開成）の4人が並んだ。83ストロークまでの上位62人が15日の最終日に駒を進めた。

3アンダー　連覇へライバル圧倒

　連覇に向けてライバルに力の差を見せた。前回王者の小原が首位発進。2位に6打差をつけ「風もあって苦しかった。（会心のプレーで）69を出したというより、うまく（スコアを）つくれたという感じ」と満足げに振り返った。
　アウトスタートの4番（340ヤード、パー4）でティーショットを引っかけ、残り90ヤードのバンカーにはまった。「中途半端な距離。一番入れたくない場所」だったが2打目が絶妙だった。ピンから30センチの位置に乗せ、幸先良くバーディーを取って波に乗った。
　前半を2アンダーの34でターン。「バーディー先行だったので、ボギーでもいいと開き直ってプレーできた」と後半も３バーディー。それでも、ラスト17、18番で連続ボギーをたたき、「欲を言えば、もう一つ二つ、スコアを伸ばせた」と貪欲に言った。
　6月の関東アマチュア選手権で3位タイ。日本アマチュア選手権にも2年連続で出場し、「ことしはずっと調子がいい。うまくスコアをまとめられている」と手応え十分だ。ただ、自己をいさめて「神奈川はいい選手ばかりだからその日の状態や運次第。寝坊はしないようにするよ」とにっこり。連覇のかかる大一番も自然体で臨む。
（神奈川新聞社　深沢　剛）

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