ダウンロード
県アマ16 男子65歳以上 芙蓉
Topics
中原が初優勝
2016/4/18 (月)
神奈川アマ2016は18日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(6036ヤード、パー70)でミッドシニア(65歳以上)男子の部を行い、139人が18ホールストロークプレーで競った。
75ストロークで4人が並んだが、マッチングスコアカード方式により中原庵(藤沢)が初優勝。
5月30日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる男子の部決勝の出場権を獲得した。
上位6選手が5月20日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われるシニア男子の部決勝の出場権を獲得した。
パターで耐え波乗る
○…75ストロークで4人が並ぶ混戦から抜け出したのは中原。2008年のシニアの部以来となる頂点に立った70歳は「優勝の2文字は頭になかった。ラッキー」と笑った。インの開始2ホールで連続ボギー。14番でもボギーを叩き、「きょうは駄目だと思った」。だが、競技歴40年のベテランはここから持ち直す。
17番(340ヤード、パー4)でピン奥、下り3メートルのパーパットを沈めると、続く18番(410ヤード、パー4)では2打目を「大ダフり」しながらもパーをしのいで波に乗った。
バーディーを一度も奪えず、「内容は悪い」と手応えは今ひとつだったが、「苦しかった割にはパターでしのげた」と胸をなで下ろした。
古希を迎え、体の衰えは隠せない。ここ3年ほどはイップスに悩まされ、決まったルーティンから思うようなショットは繰り出せない。それでもクラブを握り続けるのは「今日こそは克服したい」という強い気持ちがあるから。そして何よりも「ゴルフが好きだから」だ。
2冠を懸けて来月、シニアの部に望む。「自分の納得するショットが打てれば、優勝より気分がいい」。これからもまっすぐゴルフに向き合っていく。
(神奈川新聞社 木田 亜紀彦)
ミッドシニア男子(65歳以上)の部 成績