2004/4/26 (月)
ゴルフの「神奈川アマ2004」は4月26日、愛甲郡愛川町の大相模カントリークラブ東・西コース(6850yd、パー72)で、162選手が参加して男子の部第8予選を行い、準決勝への進出をかけて18ホールストロークプレーで熱のこもった戦いを繰り広げた。
午後からはわずかに風が強くなったものの、快晴のもとでのラウンド。メダリストには5バーデイー、4ボギーのトータル71ストロークにまとめた白井旭選手(川崎)が輝いた。
5月24日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝への出場権は、86ストローク60位までの上位59選手(メダリストを除く)が獲得した。
(木村 敦彦)
ゴルフ歴48年の経験
○…2位に5打差の1アンダー71でメダリストに輝いた白井旭選手(63)はゴルフ歴48年のベテラン。フェアウエーが狭く、難易度の高いコースでは、その経験が十分に生きた。
「このコースでは、距離よりも方向性が大切」と、終始丁寧に寄せるゴルフを展開。高低差があり、グリーン手前にバンカーが口を開ける東4番(パー4)でも、2打目をカラーにつけると、そこから慎重に寄せてパー。同8番(パー3)では、ティーショットをピン横10㌢につけてバーディーを奪うなど、ショットにもさえを見せた。
決勝には、二男の洋之選手(32)もシードで出場する。「飛距離ではかなわないけど、寄せるゴルフで戦う。息子にはまだ負けたくない」と親子対決に胸を膨らませていた。