アマチュアゴルフ競技の普及、拡大に努めた功績を認められ、「平成20年度神奈川県体育功労賞」を受賞した中野弘治理事長を祝う会が、先ごろ横浜駅東口の崎陽軒で牧内良平会長、工藤次郎副会長ら役員有志が多数参加して行なわれた。
中野理事長は、一昨年ホームコースの相模カンツリー倶楽部で開催された「日本ミッドシニア選手権優勝祝賀会」には県内のゴルフ関係者100人を超える多くの人が駆けつけて、プレーヤーとしての実績を祝う会が行なわれましたが、今回は長年の指導者としての功績が評価されての受賞祝賀会となりました。

【功績事項】

1. 組織の充実に寄与した功績
昭和63年の県ゴルフ協会設立に多大な尽力をされ、常任理事、競技力向上委員長としてスポーツ団体としての組織の拡大に努め、県下34市町の組織化に尽力。
2. 第53回かながわゆめ国体の成功に尽力
かながわゆめ国体の参加を目指し、全国47都道府県の協会設立に奔走、公開競技として成功。その結果、熊本国体では国から正式競技として認められた。
3. ゴルフ競技の普及拡大に寄与した功績
長年にわたって競技スポーツならびに生涯スポーツとしてのゴルフの普及発展に努め、特にジュニアゴルファーの養成の必要性からジュニア委員会を設置した。
4. 指導暦
長年にわたって国体の総監督を務め、埼玉国体で優勝した少年男子チームをはじめ、ナショナルチーム入りしたジュニア選手を育てるなど、ジュニアの指導法には定評があり、幾多の優秀な選手を育成し、ゴルフ神奈川の名を全国に広めた。

【本人の主な戦歴】

芙蓉カントリー倶楽部　倶楽部選手権　優勝　30回
相模カンツリー倶楽部　　　〃　　　　優勝　14回
1973年　全日本報知アマ選手権　　　 優勝
　〃　　 関東アマチュアゴルフ選手権　　　2位
1979年　VISA太平洋マスターズ　　 　ベストアマ
1983年　全日本社会人ゴルフ　　　　優勝
1989年 関東アマチュアゴルフ選手権　 4位
1994年　日本シニア選手権　　　　　　 3位
1996年　神奈川アマ・シニア　　　　優勝
1997年　関東シニア選手権　　　　　　 3位
　　〃　　 日本シニア選手権　　　　　　 5位
2004年　日本ミッドシニア選手権　　　 2位
2007年　　　　〃　　　　　　　　　優勝

日本アマ出場　　　　　　　　　　　　17回
日本オープン出場　　　　　　　　　 　7回
関東アマ　決勝出場　　　　　　　　　30回連続出場
倶楽部対抗予選　メダリスト　　　　 　5回