2009/5/11 (月)
ゴルフの「神奈川アマ2009」は5月11日、女子の部準決勝と男子の部第1準決勝が行われた。 中井町の平塚富士見カントリークラブ・大磯コース(6116yd、パー73)で行われた女子準決勝は、参加者162人が18ホールストロークプレーで熱戦を繰り広げ、4オーバーのトータル77で回った安田彩乃(鎌倉)がマッチングスコアカード方式でトップ通過を果たした。
安田は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーのラウンドだった。
トータル90までの上位83人は6月8日の決勝(相模原ゴルフクラブ・西コース)に駒を進めた。
男子第1準決勝は、横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部・西コース(7026yd、パー72)に125人が参加、18ホールストロークプレーで争われ、星野晃一(川崎)が3オーバーの75でトップ通過を果たした。
距離のあるショートホールや高低差のあるグリーンなど、難しいコースに、参加者がスコアメークに苦しむ中、星野は手堅いゴルフを展開。2バーディー5ボギーにまとめた。
80までの上位20選手は6月8日から相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝への出場権を獲得した。 (神奈川新聞・武藤龍大、木村敏彦)
自己ベスト届かず
○…トップで決勝進出を決めた安田彩乃(13)=湘南学園中2年=は昨夏に出した自己ベストのトータル76に1打及ばず「いけると思ったけど後半で崩れちゃった」と苦笑いを浮かべた。イーブンパーの前半は、アプローチが好調だった。10番(パー5)は残り30ydをピン1・5㍍につけ、難なくバーディー。リズムをつかむとその後はパーを連発した。17番(パー3)は1打目をグリーン奥のラフに入れたが、そこから2㍍につけるリカバリーショットで窮地をしのいだ。
小学6年で女子プロゴルフ協会主催の全国大会で優勝。プロを夢見る13歳は「どんなに調子が良くても76になっちゃう。壁を越えたい」と決勝に向けても意欲的だった。 (平塚富士見CC)
さえたアプローチ
○…トップ通過の星野晃一(42)は手前から寄せる、丁寧なゴルフを展開。「練習ラウンドに参加できなかっただけに、慎重にいったのが良かった」と振り返った。この日はアプローチがさえた。11番(パー3)では、残り30ydをSWで狙い、フックラインに乗せてチップインバーディーに。13番(パー5)でも残り30ydの3打目をSWでピン手前1㍍にピタリ。バーディーにまとめた。
ゴルフを始めた大学の部活動で妻の聡子さん(42)と知り合った。「最近は育児で、妻はなかなかラウンドできない。申し訳ないと思いながら、その分も頑張りました」と2度目の決勝進出を決めて笑顔を見せていた。 (戸塚CC)
女子の部準決勝平塚
男子の部準決勝・戸塚成績