松本、鹿島トップ通過
決勝出場者出そろう





2009/5/25 (月)

ゴルフの「神奈川アマ2009」は5月25日、男子の部第4、第5準決勝を18ホールストロークプレーで行い、6月8、9日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝への出場者が出そろった。
第4準決勝は茅ヶ崎市の湘南カントリークラブ(6813yd、パー72)に164人が参加、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバーにまとめた松本正之(横浜)が73でトップ通過を果たした。
 第5準決勝は厚木市の本厚木カンツリークラブ(6793yd、パー72)に155人が参加、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのトータル72で回った鹿島康裕(相模原)が首位通過した。
 第4準決勝の上位23人、第5準決勝の上位21人が決勝へ駒を進めた。
(神奈川新聞・木村敏彦、武藤龍大)


まつもと
松本選手

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鹿島選手

さえたアプローチ

 ○…アプローチにさえを見せた松本正之(45)が、手前から丁寧に寄せるゴルフでトップ通過。ラウンド途中に腰に違和感を覚え「慎重にいったのがよかったかも」とけがの功名に笑顔を見せた。
 6番(パー5)では残り80ydの3打目をピン手前5㍍に寄せ、上りのスライスを押し込んでバーディー。11番(パー5)でも残り110ydの3打目をピン左3㍍につけバーディーにまとめた。
 30歳を過ぎてから本格的に競技ゴルフを始めた松本は「緊張と達成感が好き」。決勝大会に向け「優勝を目指す緊張の中で頑張りたい」と闘志を燃やしていた。         
(湘南)

ロングで持ち味発揮

 ○…過去2度、男子の部2位の実績を持つ鹿島康裕(44)が持ち前の強気のゴルフでトップ通過を果たした。
 「ドライバーは、いけいけだよね」と話す持ち味はロングホールで発揮された。約280ydの飛距離を誇るドライバーショットがさえ、パー5の16、18、6番でいずれもバーディーを奪った。
 自宅の7畳の子供部屋にマットとネットを設置した自前の“練習場”で腕を磨く。県アマには約20年前から連続出場。「最初の試合が県アマだったから思い入れがある」。3歳になったまな娘と一緒にパターを練習する良きパパでもある。「大きくなったら一緒に回りたいね」と夢を膨らませていた。
(本厚木)

佐々木がエース

 ○…7月に還暦を迎える佐々木均(相模原)が、191ydの4番(パー3)でホールインワンを決めた。
 3番アイアンで放ったショットは狙い通りにピンに一直線。グリーン上を転がるボールが視界から消えると周囲が沸いた。「まさか」。にわかに信じがたかったが、カップに収まったボールを確認すると思わず「ラッキー」と声を弾ませた。
 自身2度目のエースだったが、この日のスコアは83と振るわず「欲をかいてしまった。ゴルフって難しいね」と苦笑い。だが「60歳を超えてもレベルを上げていくぞと思っている」と、励みになる一打になった。
(本厚木)



湘南成績

本厚木成績