2014/4/1 (火)
県アマチュアゴルフ選手権2014は4月1日、男子の部第1、2予選を厚木市の厚木国際カントリー倶楽部・西コース(6775yd、パー72)と、横浜市旭区の戸塚カントリー倶楽部・西コース(6613yd、パー72)、でそれぞれ行った。第1予選は119人、第2予選に個163人が参加し」18ホールストロークプレーで競った。
第1予選は5ボギー、1ダブルボギーのトータル79で回った千北募太(松田)が1位で予選を通過。第2予選は1バーディー、4ボギー、トータル75にまとめた川西竜介(横浜)が1位に立った。
メダリストに輝いた2人は6月2日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる決勝の出場権を獲得した。
第1予選では86ストロークまでの上位36人(メダリストを除く)が5月12日に本厚木カンツリークラブで行われる準決勝に進出。第2予選では87ストロークまでの上位51人(メダリストを除く)が5月19日に湘南カントリークラブで行われる準決勝に進出した。
初栄冠に「びっくり」
○…男子第1予選は、静岡・日大三島高3年の千北がメダリストに輝いた。参加2度目の17歳は「びっくりしています。それ以外にない」と戸惑い気味に喜んだ。前半を2オーバーで折り返すと、後半は連続ボギーでスタート。だが、15番(184yd、パー3)で下り約2㍍のフックラインを読んでパーパットを沈めるなど要所を締めた「いつも3パットとOBをしないことが目標。それができたのがよかった」と振り返った。
ゴルフを本格的に始めたのは高校入学直後。県アマ初挑戦の昨年は準決勝で敗退した。初の決勝進出を決めた千北は「謙虚に生きたい」と控えめに語っていた。
決勝へ気引き締め
○…男子第2予選のメダリストは横浜商大ゴルフ部監督の川西。前半から細かく刻んで初の栄冠を勝ち取った。前半は2オーバー。後半スタートの10番(375yd)で3パットとリズムを崩しかけたが、パー5の13番(520yd)でバーディーを奪い、トータル3オーバーにまとめた。
同級生で、コーチとしてともに後進を指導するプロの中込に「学生と一緒に指導を受けました」と笑顔。
それでも「学生の手前、自分がしっかりできないと。ショートアプローチもパターも課題が多い」と決勝大会に向け、気を引き締めた。
(神奈川新聞・川村真幸、須藤望夢)
シニア男子 塘が第1予選制す
県アマチュア選手権大会2014は4月1日、シニア男子(55歳以上)の部第1予選を清川村の清川カントリークラブ(6210yd、パー72)で行った。139人が出場し、18ホールストロークプレーで競った。トータル76の塘勝哉(伊勢原)が初のメダリストに輝いた。85ストロークまでの上位44人が、5月23日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで開かれるシニアの部決勝大会の出場権を獲得した。
パットに助けられた
○…今季からシニアに転向した塘がイン、アウトとも38と大崩れせず、幸先よくメダリストになった。
1週間前に約1カ月ぶりにクラブを握ったというが、ブランクを感じさせなかった。パットが好調で1、2番で連続バーディーを奪う最高の滑り出し。ただロングホールでスコアを4つ落としたとあって「セカンドの距離が合わなかった。パットに助けられた」と、やや渋い表情だった。
男子の部では準決勝止まりだったという競技歴6年の55歳。悲願の決勝大会へ向けて「レイクウッドはよく知っているコース。できればペスト10に入りたいね」と意気込んでいた。 (神奈川新聞・東 真一)
清川CC:
メダリスト:塘 勝哉 (伊勢原)
55歳以上の部、清川成績
厚木国際CC:
メダリスト:千北 嘉太(松 田)
厚木国際成績
戸塚CC:
メダリスト:川西 竜介 (横 浜)
戸塚成績