2014/5/13 (火)
県アマチュアゴルフ選手権大会2014、女子の部準決勝は13日、厚木市の厚木国際カントリー倶楽部・西コース(6170ヤード、パー72)で行われた。148人が18ホールストロークプレーで競い、2バーディー、1ボギーのトータル71で回った石倉佳那子(横浜)がトップ通過した。
94ストロークまでの上位100人が6月16日にレイクウッドゴルフクラブ・東コースで行われる決勝大会の出場権を獲得。また上田文子(秦野)が6番(147ヤード、パー3)でホールインワンを達成した。
(神奈川新聞・須藤望夢)
誕生日と二重の喜び
○…女子の部準決勝は石倉がトータル1アンダーでトップ通過。この日が誕生日の19歳は「今まで74、75の壁をなかなか越えられなかったので自信になった」と二重の喜びに浸った。1番(370ヤード、パー4)でバーディーを奪う最高のスタートを切り、前半をパーでまとめると、後半10番(151ヤード、パー3)でも見事にバーディー。その後も安定したショットで取りこぼしなくホールアウトし、「前半も後半も出だしでバーディーを取れたのが良かった」と好成績に笑みを浮かべた。
厚木北高校を今春卒業し、戸塚カントリー倶楽部でアルバイトをしながらプロテストに挑んでいる。「決勝の会場は高校時代から悔しいことが多かった場所。今回以上の結果を残したい」と意気込んでいた。
初の快挙「嘘みたい」
○…上田が6番(147ヤード、パー3)でホールインワンを達成。「最後のショートホールなので思い切り振ろう」という気持ちで放ったショットは真っすぐにピンへ。「同じ組のみんなと見ていたけど『あれ、消えたよ』って。嘘みたい」。約10年のゴルフ歴で初の快挙に満面の笑みを浮かべた。エースを境に調子を取り戻し、トータル89。昨年に続けて決勝進出を決め「去年は(107位)悪かったので、もっと上の順位を目指したい」と意気込んでいた。
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