2015/6/1 (月)
ゴルフの県アマチュアゴルフ選手権2015、男子の部決勝は1日、相模原ゴルフクラブ・
東コース(7245ヤード、パー72)で開幕し、156選手が18ホールストロークプレーで競った。義澤秀雄(相模原)がイーブンパーの72で首位に立った。
2位は1打差の73で杉山知靖(横浜)と庄司由(横浜)が並んだ90ストロークまでの上位124選手が2日の最終日に進んだ。
10年ぶり頂点へ前進
10年ぶりの栄冠へ大きく前進した。2005年の覇者、義澤がイーブンパーの好スコアで首位。「自分でも出来過ぎの結果だと思う」と謙虚に微笑みを浮かべた。フェアーウエーが狭く、グリーンも速い。ライバルたちが苦しんだ高難度の後半インを出場者の中で唯一、アンダーパーの34で回った。「ボギーも覚悟していた」という12番(660ヤード、パー5)で3メートルのパーパットを決めて「気持ちが楽になった」という。
続く13番では2メートルのパットを決め、ここから3連続バーディー。いつものパターを変え「狙うときに構えやすい。ショットが曲がる分、助けられた」と手応え十分だった。
実家がゴルフ練習場を経営し、自らも18歳からクラブを握った。優勝トロフィーを手にしたときは24歳。その後は毎年、返り咲きを狙いながらも悔しさを味わった。
2010年は初日に3アンダーでトップに立ちながらも現在はプロに転向している藤田大に逆転Vを許した。12度目の挑戦となる大会で再び巡ってきた好機で同じ轍は踏まない。
「いつも2日目で崩れてしまって・・・。にこにこと笑って一日を楽しく回れれば」。と34歳は自然体で臨む。
杉山、連覇へ好感触
〇・・・昨年王者の中央学院大4年の杉山が1オーバーで1打差の2位タイにつけ、上々のスタートを切った。杉山は「風の中でも我慢し、一打一打を集中してやれた」と手応えを強調した。前半をパーセーブすると、ロングホールの9番(パー5、556ヤード)では2打目で残り20ヤードの位置につけてバーディーを奪った。「追い風を読んでイメージ通りのプレーができた」と満足げ。好調を維持する22歳は連覇に向けて「しっかり自分のプレーをしたい」と闘志を燃やした。
国体Vの庄司は2位
〇・・・2012年の岐阜国体の成年男子団体優勝メンバーでもある庄司が1オーバーの73で2位タイの好発進。
前半インを2オーバーで折り返すと、後半は1、2番で連続バーディーを決めて1オーバーの35にまとめた。「ショットはよくなかったが、買ったばかりの中古のパターが思うようなところに打ててよかった」と淡々と振り返った。
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最終日組み合わせ