2017/9/4 (月)
県アマチュアゴルフ選手権2017ミッド男子(30歳以上)の部決勝第1日は4日、戸塚カントリー倶楽部・西コース(7176ヤード、パー72)で行われ、152選手が18ホールストロークプレーで競った。1アンダーの71で回った光山富夫(横浜)が首位に立った。
2打差の2位には樋渡雅俊(開成)が入った。84ストロークまでの上位65人が5日の最終日に駒を進めた。
大ベテラン 2冠へ照準
2冠達成へ好スタートだ。5月のシニア男子の部で初出場初優勝した光山が初日を単独首位で終え、「練習での調子が良くなかっただけに、一球一球集中してやった結果」と笑みを浮かべた。
圧巻は前半2番だった。残り約100メートルからの3打目が、するりとカップに吸い込まれた。「狙ってはいたけど、まさか入るなんて」というイーグルで、一気に流れをものにした。
こうなったら止まらない。順調にパーを重ねて迎えた7番では、約7メートルのバーディーパットを沈めた。「下りの嫌らしいラインだったけど、もう乗ってましたね」と誇らしげだ。
ゴルフ歴は約30年。8月に55歳を迎えた大ベテランは「ミッドの部は若い人たちも多い。まだまだシニア世代も捨てたもんじゃないというところを見せていきたい」と頂点を見据えた。
(神奈川新聞社・倉住 亮多)
悲願の頂点狙う樋渡
〇…2位につけた樋渡は「何とか耐えしのいでやれた」とほっと一息。出だしで2連続ボギーも、以降は7連続パーで前半を折り返す。後半最初の10番では「前半の流れをバーディーにつなげられた」と約10メートルのバーディーパットを決めた。
ミッドの部は3度目の挑戦。これまで初日は常に2位につけ、昨年は準優勝。悲願の頂点に向け、「もう(タイトルを)取るしかない。気合を入れてやっていく」と話していた県
成績
最終日組み合わせ