2017/9/19 (火)
県アマチュアゴルフ選手権2017は19日、戸塚カントリー倶楽部・東コース(6043ヤード、パー72)でミッド女子(30歳以上)の部決勝を行った。64人が18ホールストロークプレーで競い、トータル71で回った塩田美樹子(横浜)が初優勝を飾った。
マッチングスコアカード方式により上位5人が18年に行われる同選手権の一般女子の部決勝の出場権を獲得した。今シーズンの県アマチュア選手権はこれで全ての大会が終了した。
ショット安定し勝利確信
安定したショットで7代目女王の座を射止めた塩田は「今後のモチベーションにつながる。本当にうれしい」と喜んだ。
勝利を確信したのは前半6番だ。選択した5番アイアンでピンそば1メートルへ。「悪い癖が出ないようにしっかり振り切ることを意識した。朝、父にアドバイスをもらったのもあって自信をもって臨めた」。続くバーディーパットもきっちり沈め、波に乗った。
本業は藤沢市内の歯科医院に勤務する歯科医師だ。10歳でゴルフを始め、日本ジュニア選手権など大舞台を経験。港南台高校時代には国体にも出場したが、大学進学を機にしばらく競技から遠ざかった。
それでも、2013年に本格的に競技に復帰すると、日本女子ミッドアマチュア選手権で優勝。練習時間は限られるが、ジュニア時代に培った経験と勝負勘を瞬く間に取り戻し、第一線に挑んでいる。
「平日の大会にも出場させてくれる院長やスタッフのおかげ」と感謝する35歳は「ゴルフは満足することがない。一生楽しめる競技だし、ジュニアの子たちと渡り合っていきたい」と笑みを浮かべた。
(神奈川新聞社・須藤 望夢)
倉田、後半失速悔やむ
〇…一昨年頂点に立った倉田がトータル3オーバーで2位に入った。2番でバーディーを決めるなどパーで折り返すも、後半は13番、14番で連続ボギーと失速。「前半はなんとかこらえたが、後半は腰の痛みが出て引っ掛けてしまった」と悔やんだ。
それでも17番でバーディー、最終18番もパーでまとめて意地を見せ、「次は関東アマの決勝を通過して日本アマに出たい」と誓った。
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