青木が混戦制す
神奈川アマ2018



2018/4/16 (月)


県アマチュアゴルフ選手権2018は16日、藤沢市の芙蓉カントリー倶楽部(6036ヤード、パー70)でミッドシニア(65歳以上)男子の部を行い、133人が18ホールストロークプレーで競った。
73ストロークで3人が並んだが、マッチングスコアカード方式により青木克浩(横浜)が初優勝。5月28日に相模原ゴルフクラブ・東コースで行われる男子の部決勝の出場権を獲得した。
上位10選手は10月16日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われるシニア男子の部決勝の出場権を獲得した。

開き直って初の栄冠


 73ストロークで3人が並んだ混戦を制したのは、ミッドシニア初出場の青木。「まさか自分が優勝できるとは思っていなかった。一生の思い出です」と、競技歴40年超で初のタイトルに誇らしげだ。
 芙蓉カントリー倶楽部を回るのは初めて。「コースが全然分からなくて」と、ショートホールの5番でOBを打つなど前半だけで3ボギー。悩んだ末に「キャディーさんの言うことを信じて打とうと開き直った」。
 準優勝した同組の70歳山田を2打差で追った後半。「無心で真っすぐ飛ばそうと振った」という12番(パー4)はショットがさえ、この日唯一のバーディーを奪う。17番(パー4)ではともに2打目をバンカーに入れたが、青木はカップまでの50センチのナイスリカバリー。ボギーとしたライバルに並んだ。
 横浜市港南区在住。ホームコースは千葉・袖ヶ浦市内のゴルフ場だが、練習は月に4回ほど。自営の内装業が忙しく、満足に練習時間が取れないという。
 それでも、2015年に出場した全日本シニア選手権で周囲から刺激を受けた。「競技を楽しむだけじゃなくて、レベルの高い選手と戦って結果を残したい」。12月に65歳を迎えるベテランゴルファーにとって、会心の”デビュー戦”となった。
(神奈川新聞社・矢部 真太)

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県アマ18 男子65歳以上 芙蓉
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