遊佐が初制覇
神奈川アマ2019



2019/9/30 (月)


県アマミッドシニア男子

県アマチュア選手権2019は30日、横浜市磯子区の磯子カンツリークラブ(6588ヤード、パー72)でミッドシニア(65歳以上)男子の部を行い、113人が18ホールストロークプレーで競った。
 75ストロークで2人が並んだが、マッチングスコアカード方式により遊佐正樹(大和)が初優勝。来年の男子の部決勝の出場権を手にした。
 上位10選手は10月25日にレイクウッドゴルフクラブ・西コースで行われるシニア男子の部決勝の出場権を獲得した。

成績はこちら

開き直って悲願


66歳の遊佐が悲願の神奈川アマ初タイトルだ。「(参加資格は)65歳からだし1日だけの勝負。チャンスはあると思っていたので、せっかくだからと優勝を狙っていた」と誇らしげに語った。
 道のりは険しかった。前半を1アンダーで折り返したが、後半は風が強くなり、両脚もつりかかっていた。3番からまさかの5連続ボギー。パターをことごとく外した。「これはもう駄目かな」。しかし、この窮地が頂点への重圧を感じていた遊佐を開き直らせた。
 五つ目のボギーをたたいた直後の8番。1打目をバンカーに打ち込んだが、「半分諦めていたので楽にいけた。脚つり防止用の薬も効いてきた」。残り110ヤードのバンカーショットをピンから1メートルに寄せ、バーディーを奪って立て直した。
 ゴルフ歴50年近くの大ベテランだ。仕事が多忙を極めてクラブを握らなくなった時期もあったが、40代後半から大会にエントリー。男子の部で2度トップ10入りした実績を誇る。10月のシニアの部へ「とにかく楽しめればいい」と自然体を強調した。

 

県アマ19 男子65歳以上
ダウンロードファイル一覧

成績